冷え症の人が温める部位の順番、最初はどこですか?
さて、冷え症と一口にいっても、冷えていると感じる
身体の部位は違いますよね
漢方医学の雑誌に発表された内容によれば、
「冷え症とは普通の人が苦痛を感じない程度の温度環境下において、腰背部、手足抹消、両下肢、偏身、あるいは全身の異常な寒冷感を自覚し、この異常を一般的には年余ににわたり持ち続ける病態」と定義されています
冷え症の方が温めた方がよい体の部位は、①首、②腰、③腹の順だそうです
さて、そもそも冷え症の評価としては
●ほかの人に比べて寒がり
●気温の低下に敏感
●冬は手足が冷えて寝付きが悪い
●冬は冷えを感じて目が覚めることがある
●冷えると手足の指先の血色が悪くなる
●ほかの人から手足が冷たいとよく言われる
●ほとんどの人が快適と感じる冷房でも冷えを感じる
●冷えるので夏でも素足になるのは苦手である
温めるべき体の部位、
冷えの改善度は
①首、②腰、③腹の順だそうです
冷え症の自覚症状がある場合、上記の順にあたためるのがよさそうですね
首元から冷気が入るのを防ぐために首から体の中を冷やさないためにマフラーやスカーフをつける、また頭寒足熱も一理あるといえそうです
aromatopia通巻127号 執筆者 早稲田大学人間科学学術院 松田(中村)真由美
フレグランスジャーナル社