吸った香りは○○秒で伝わる!
アロマセラピ―は、植物の香り(精油)を使って
心身の不調をいやし、健康維持に役立てる療法です
この吸った香りは身体の中に入って
どのような経路で働きかけるのでしょうか。
嗅覚と脳の仕組みについてお話しましょう
実はものすごいメカニズムをもっているんです
精油の香りをかいだあとには、
○鼻の奥の嗅毛にとらえられた香り成分は、
電気信号に変換され、大脳辺縁系の扁桃体や
海馬等に働きかけます
○本能行動や記憶、感情等に強く働きかけます
○ホルモン分泌や内臓の働き等整理機能、
免疫、知的活動などにも働きかけます
香りの刺激が伝わるまでの時間はどの
くらいと思いますか
な、なんと0.2秒以下なんです
この香りが自分にとって心地よいと感じるか
いやな香りと感じるのか、0.2秒で判断している
ようです
すごいですよね
サロンでお客様に精油を選んでいただく際に
「今日の直感で選んでください」と声をかけると
みなさま、ほとんど迷わずに選びます
今日、自分がいいと思う香り、今日はまったく良いと
思えない香りを選ばれます
鼻の奥には嗅上皮と呼ばれる特別な粘膜が
存在しています
嗅毛が露出しています
香りが嗅毛にとらえられると、この刺激が
電気信号に変換されます
この電気信号が大脳辺縁系の扁桃体や海馬、
伝わります
この刺激が、本能行動や記憶、感情等に強く
働きかけるほかにホルモン分泌や内臓の働き
等整理機能、免疫、知的活動なども嗅覚の
影響をうけるといわれています
○鼻の奥の嗅毛にとらえられた香り成分は、
電気信号に変換され、大脳辺縁系の扁桃体や
海馬等に働きかけます
○本能行動や記憶、感情等に強く働きかける
○ホルモン分泌や内臓の働き等整理機能、
免疫、知的活動などにも働きかける
選んだ精油から何かを思い出すことがあるのも
この働きによるものだと思います
この働きこそが、精油のもつ力であり、
アロマテラピーの魅力なのです